今年の有馬記念は面白いです。主役はファン投票1位のレイデオロが軸になりますが、ファン投票3位に障害競争馬、オジュウチョウサンが入った。
まだ、平場では1勝にすぎないので、オジュウチョウサンを馬券に絡めるのか否か、かなり難しい扱いです。
2018年の有馬記念の予想を前走の映像と、過去データから分析してみます。
この記事の目次
有馬記念の過去10年のデータから分析
過去10年のデータをまとめると以下のとおり。
- 1番人気の連対率80%
- 1番人気の3着以内の確率:90%
- 2番人気の連対率30%
- 3番人気の連対率0%
- 8番人気以下が3着以内に入った確率:80%
- 前走、ジャパンカップ出走馬の連対率:70%
- 牝馬の連対率23%
- 外国人騎手の連対率:70%
1番人気の信頼度は絶大です。結果も出ています。
しかし、人気通りに馬券が決まるかというと、そうではないです。8番人気以下が馬券に絡む確率は80%。下位の人気だからといって、軽視するのは禁物です。
あとは、外国人騎手が、この8年連続で、3着以内に入っています。
結構重要なデータだと思います。
矢野テックの2018年有馬記念の予想印
僕の予想は以下のとおり。
〇キセキ
▲モズカッチャン
△シュヴァルグラン
×ブラストワンピース
オジュウチョウサンは未定。
人気なんだけど、平地での走破タイム見ると平凡なんですよ・・。メンバーが弱いからというのもあるんでしょうけど・・。
中間調教のでき次第でしょうかね。
2018年有馬記念有力馬前走のレース動画分析
有力馬の前走の動画からの分析してみます。
レイデオロ
前走、天皇賞秋1着。
後続とは0.1秒差ですが、この馬は、競馬新聞でのデータ以上に、映像で見ると強い勝ち方をしています。
このレースの結果も強い勝ち方をしましたが、中山競馬場が3.0.0.1で得意なのも◎。
鞍上も今年200賞以上しているルメールなので◎。言うことありません。
キセキ
前走、ジャパンカップ2着。
よく逃げ粘ったと思います。
中山はほとんど走った経験がないのが不安要素ですが
直線はジャパンカップの東京競馬場ほど長くないので、今の実力なら前残り出来るのではと期待。
あとは、データからみても、JC上位馬は好走しているので○。
モズカッチャン
前走、エリザベス女王杯3着。
結果は3着。1着、2着の馬と比べると、だいぶ離された感じがありますが、タイム差は0.5秒。
そこまで悪くない出来だと思う。
斤量のハンデ(-2kg)がある牝馬が、有馬では意外と好走しているので、チョイス。
シュヴァルグラン
前走、ジャパンカップ4着。昨年度の有馬記念3着。
前走は、あまりよくなかったね。ミルコ・デムーロが鞍上でも、よいところがなかった。
1週前の調教では、かなりよい動きだった様子。
鞍上は乗り替わりでボウマン。しかし、昨年度有馬記念3着のときと同じ。
ここに向けて調整してきたようなので、期待大。
ブラストワンピース
前走、菊花賞4着。
勝ち馬との差は、0.4秒。着順ほど悪くないです。
前走から2ヶ月も空いていることもあるし、中山での実績は無いので難しいところですが、3歳馬が好走しているデータもあるのでチョイス。
選定を迷ってる馬
オジュウチョウサン
前走、東京芝2,400mの1,000万クラス南部特別1着。
人気だけが先行しすぎているので、馬券は注意したい・・。
上がりは34.5秒。この映像見る限り、そこまで切れる脚ではないです。
楽々勝ったというわけではないですし、タイムも2分25秒0。
東京の芝2400mのG1、ジャパンカップでの同タイムは、14着だったサウンズオブアース(2分25秒2)です。
メンバーが違うから一概に言えないでしょって感じですが、G1に出たらこのくらいの実力なのかなという指標にはなります。
サトノダイヤモンド
前走、ジャパンカップ6着。
あまりよい競馬が出来なかったサトノダイヤモンド。得意の右回りですし、2500mもこの馬にむいている。
問題は、乗り替わりが多いこと。毎レース違うジョッキーが跨っているのが不安。
今回の鞍上は、ブレントン・アヴドゥラ。
2018年有馬記念の馬券
買い目については、データどおりに1番人気のレイデオロ中心が無難かなと思います。
オジュウチョウサンは、僕は切る予定。
下位人気の馬が結構連対してきているので、それも考慮したいです。