2歳牝馬で難しいレースな印象です。今年は現状の成績だけでいうと、ダノンファンタジー、シェーングランツ、クロノジェネシスが有力馬でしょうかね。そして、抽選になるだろうけど、新馬勝ち直後のウォッカの娘であるタニノミッション、フサイチエアデールの娘、ビーチサンバなど、けっこう楽しみな馬が居ます。
2018年の阪神ジュベナイルフィリーズ予想を前走の映像と、過去データから分析してみます。
この記事の目次
阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年のデータから分析
過去10年のデータをまとめると以下のとおり。
- 1番人気の連対率50%
- 1番人気が3着以内の確率60%
- 2番人気の連対率40%
- ディープインパクト産駒の連対率:15%
- 前走、ファンタジーステークス3着以内の馬の連対率40%
- 前走、アルテミスステークス3着以内の馬の連対率40%
1番人気、2番人気は安定しています。
前走では、直近では、ファンタジーステークスよりも、アルテミスステークス上位の馬の好走が目立ってます。
そして、まだ2歳なので、考慮しないといけないのが現状での完成度。
血統だけ見て将来的に重賞を勝てる素材でも、まだ成長途中の段階にあります。走る馬でも、2歳G1では、今現在の完成度をみるのがポイントになります。
そして、データからみれば、ディープインパクト産駒は、この時期は、あまり走っていません。まだまだ成長は先ということでしょう。
このレースに限っていえば、連対率が著しく低いです。
矢野テックの2018年阪神ジュベナイルフィリーズの予想印
僕の予想は以下のとおり。
〇シェーングランツ
▲ビーチサンバ
△クロノジェネシス
×タニノミッション
けっこうムズイ。データだけでみると、ディープインパクト産駒は切ることになりますが
今年の人気の馬は、ダノンファンタジー、シェーングランツ、どちらもディープ産駒です。
重賞も勝ってるし、上りの脚も早い。こういう事から、ディープ産駒の連対もあるかなと思ってます。
2018年阪神JF有力馬前走のレース動画分析
阪神JFの有力馬の前走の動画からの分析をまとめてみます。
ダノンファンタジー
前走、ファンタジーステークス1着。
このレース、上り33.8秒。
最後はムチを入れていません。着差以上に強い勝ち方をしています。
現時点では、かなりの完成度の馬と言えます。また、血統からも現状だけでなく、今後の成長も期待できます。
唯一の不安は、鞍上がクリスチャン・デムーロな点。
最近の乗り替わりでもG1で結果は残していません。
シェーングランツ
前走、アルテミスステークス1着。
2着はビーチサンバ
1着シェーングランツの上りは33.8秒。最後の直線、恐ろしい脚を使ってます。今回は、東京ほど直線が長くないので、そこが問題です。
鞍上も武豊なので安心です。
ビーチサンバ
前走、アルテミスステークス2着。
本当は〇を付けたかった馬。先行力が強く、長く良い脚が使えるのがポイント。
阪神競馬場だと、シェーングランツよりもこの馬の方が立ち回れると思う。
血統は、母フサイチエアデール。懐かしい。
朝日杯FSを勝ったフサイチリシャールの全妹です。早い時期に活躍できる血統というのも魅力。
クロノジェネシス
前走、アイビーステークス1着。
強いです。
最後の直線で抜け出して、後続に2馬身差。王道の勝ち方をしていますね。
上りは32.5秒。
今回のメンバーでは最速の脚をもっています。
父バゴというのが気になりますが、これについては別途記事にまとめてみます。
タニノミッション
前走、新馬戦1着。
上り33.4秒と脚は凄い。
まだ新馬戦しか勝っていないので、抽選になると思いますが、出走したら可能性がある馬。
ウォッカの娘ですからね。
ただ、タニノフランケル、タニノアーバンシーといい、ウォッカの産駒で走っている馬がいない。。今回はどうか・・ってとこでしょう。
父インヴィンシブルスピリットで、ちょっと情報がない〇外というのも気になる。これも別途記事にしてみます。
2018年阪神ジュベナイルフィリーズの馬券
枠順が結構重要なので、予想は枠順発表後に追記します。