2018年の菊花賞は結構難しい。ダービー馬ワグネリアンが不在で、皐月賞馬でダービー2着だったエポカドーロは前哨戦の神戸新聞杯で4着になったからです。事前評価では、エタリオウの方が上。今乗っているシルクホースクラブのブラストワンピースもいますし、意外と難しい。
この記事の目次
菊花賞の過去10年のデータから分析
過去10年のデータをまとめると以下のとおり。
- 1番人気の連対率:70%
- 2番人気の連対率:20%
- 7番人気以下が3着以内に入った確率:70%
- 10番人気以下が3着以内に入った確率:30%
- 関東馬の連対率:0%
- 前走、神戸新聞杯3着以内:連対率52%
- 前走、セントライト記念勝ち馬の連対率:8%
- 8枠の連対率:3%
ざっくりまとめると上記のようになりました。
データから、1番人気を軸にするのは必須ですね。ただし、人気通りに決まらなくて、低い人気の馬が必ずと言っていいほど割り込んできます。人気だけで買い目を決めるのは危険。
おそろしいことに、関東馬(美浦所属)の連対率は0%、逆を言えば栗東所属の馬が連対率100%です。
3歳馬からすれば3000m走るのに、輸送が堪えるのでしょうね。
ステップレースは神戸新聞杯重視。セントライト記念勝ち馬の連対率は低いです。
矢野テックの2018年菊花賞の予想印
僕の予想は以下のとおり。枠順が決まったら変えるかも。
〇メイショウテッコン
▲エポカドーロ
△アフリカンゴールド
×ブラストワンピース
メイショウテッコンにひそかに期待。馬体は明らかにステイヤー。長距離血統ですし、データからみても十分可能性あります。
逆に、ブラストワンピースは迷ってます。
マイル~2000mくらいがベストだと思うんだよね。
2018年菊花賞有力馬前走のレース動画分析
菊花賞の有力馬の前走の動画からの分析と、1週前の追切りの情報をまとめてみます。
エタリオウ
前走、神戸新聞杯2着。
ワグネリアンが強い勝ち方をしましたが、動画を見て分かるように2着のエタリオウも遜色ないです。タイム差も0.1秒。上がり33.9秒の鬼脚を使ってるのも魅力です。
メイショウテッコン
前走、神戸新聞杯3着。
映像見て分かるように、あわや逃げ切るかと思うレースでした。
菊花賞は3000m、G1だとさすがに、こんなにゆるくないとは思いますが、ペースと天候次第では逃げ切る可能性がありますね。
エポカドーロ
前走、神戸新聞杯4着。
あんまりよくなかったですね。
スタートで失敗したという事ですが、最後の直線では、上位3頭からはあきらかに置いていかれてる。
先行で自分の競馬が出来ればということでしょうね。皐月賞馬ですし、地力はあるので印付けました。
アフリカンゴールド
前走、兵庫特別(1000万)1着。
血統と成績からみて、長距離向きなので穴馬でチョイス。
1000万ハンデですが、鞍上のゴーサインで、後続馬を4馬身差でぶっちぎってるのは強いです。
重賞クラスなのは間違いないです。もしかすると・・・ということもあって買い目に入れます。
ブラストワンピース
前走、新潟記念G3を1着。
ハンデがあるとはいえ、古馬混合で勝ったのは凄いです。
しかも大外から・・。1枠なのに、何で大外!?って思いましたが、最後は上がり33秒台の脚で豪快に勝ちました。これは強いです。強いんだけど、3000mはいけるだろうか。。
2018年菊花賞の馬券
買い目については、データどおりなら
エポカドーロか、エタリオウを軸にするのがよいですね。
どっちが1番人気になるかなっておもうのですが、エタリオウの方が評判としては上でしょうか。