今年の札幌記念は、いつになく注目です。G1馬マカヒキ、モズカッチャンが出走予定だからです。
2018年の札幌記念の予想を立てる際に、マカヒキを外すわけにはいきませんが、なんと2016年以降勝っていません。なかなか難しいレースになりそうです。
いつものように、前走の映像と、過去データから分析してみます。
この記事の目次
札幌記念の過去10年のデータから分析
過去10年のデータをまとめると以下のとおり。
- 1番人気の連対率70%
- 2番人気の連対率20%
- 5番人気以下の馬が連対した確率80%
ここ2年は函館記念から望んだ馬が、函館記念のレース結果の着順問わず、好走している傾向があります。
矢野テックの2018年札幌記念の予想印
僕の予想は以下のとおり。
札幌競馬場は普通の芝ではなく、海外のようなパワーが必要な丈が長い洋芝。海外のレースを使ってきたネオリアズム、そして、札幌で2勝した実績のあるサングレーザー推し。
〇マカヒキ
▲サングレーザー
△サクラアンプルール
×モズカッチャン
この予想印の理由は、過去データと、以下に挙げる前走の映像からです。
2018年札幌記念有力馬前走のレース動画分析
ダービーの有力馬の前走の動画からの分析と、1週前の追切りの情報をまとめてみます。
マカヒキ
前走、2017年ジャパンカップ4着。
上位3頭とは5馬身差くらいでしょうか。。完全に力負けで、大差で負けてます。
ここ最近は、ぱっとしない成績が多いですが、夏競馬だと話は変わるかと。
メンバーをみても、弱すぎるメンバーも居なくて、強すぎるメンバーもいません。復活の場としても丁度よいです。
問題は、洋芝の適正。
ネオリアリズム
昨年度から、海外に挑戦し続けている珍しい馬。
昨年度、香港でG1クイーンエリザベス二世カップを勝って、満を持して望んだ天皇賞秋で惨敗。ふたたび、香港でG1香港カップに望んで3着と好走。今年、3月はドバイで1800mのドバイターフに望むも8着と惨敗。
適正は2000m。海外のパワーの必要な長い芝は得意。
というのが成績からも分かります。
札幌競馬場は、洋芝なので、他の競馬場の芝とは違います。
過去に札幌競馬場で走った経験があるようで3勝。予想通り、相性は良いです。
気がかりは7歳という年齢だけ。
サングレーザー
前走、安田記念5着。
勝ち馬とのタイム差は0.2秒。
5着という結果ですが、上がり3ハロン33.7秒の鬼脚を使っていますし、負けたけど力負けをしたわけではないです。着順だけとらわれると危険なパターンです。
サクラアンプルール
前走、函館記念2着。
このレースでの勝ち馬、エアアンセムとは0.1秒差の2着。
7歳になりますが、まだまだ元気一杯。札幌で勝った経験もあるので、洋芝の適正もあるかと。
モズカッチャン
2018年 3月31日に、ドバイシーマクラシックに出て以来。
ドバイシーマクラシックでは6着。
レース動画みても、よいところはないです。
この馬の良さは、エリザベス女王杯の時のような、好位からのキレのある差しですが、海外の長い芝には合わないでしょうかね・・。
もしかすると、札幌の芝の適正も微妙かもしれません(札幌の経験無し)。
惨敗の可能性はありますが、斤量が55kgということと、鞍上がミルコ・デムーロ騎手という事。この2点で、買い目に入れる価値はあるかなと思います。
買い目
買い目は、出走馬が確定してから書きます。