2018年の宝塚記念の予想を前走の映像と、過去データから分析してみます。
宝塚記念って毎年、結構ムズいんですよね。
この記事の目次
宝塚記念の過去10年のデータから分析
過去10年のデータをまとめると以下のとおり。
まとめてみると結構面白いことがわかる。
- 1番人気の連対率60%
- 1番人気が3着以内の確率70%
- 2番人気の連対率30%
- 前走、鳴尾記念1着馬が3着以内の確率:10%
- 前走、鳴尾記念5着以内の馬が3着以内に入った確率:40%
- 天皇賞3着以内の馬が3着以内の確率:50%
- 天皇賞1着の馬が連対した確率:0%
まず、1番人気の信頼度はとても高いです。
データからみると、軸にしてよいのが分かります。
ステップレースの鳴尾記念の勝ち馬は、ほとんど好走していません。
しかし、鳴尾記念で5着以内まで絞ると、3連単、3連複の馬券に絡む確率は激増します。軽視は禁物かと。
そして、意外なのが、天皇賞勝ち馬。
過去10年では、どの馬も連対していません。ただし、3着以内に絞ると、確率は激増します。
これらを踏まえると、1番人気は必須。
鳴尾記念の上位、天皇賞の上位で調子の良い馬を選定するのが肝になるのかなと思います。
矢野テックの2018宝塚記念の予想印
僕の予想は以下のとおり。難しい。。非常に難しい。
まず、どの馬も直近で勝っていない馬が多いのと、海外挑戦の馬が多いこと。
〇ヴィブロス
▲パフォーマプロミス
△サトノクラウン
×ストロングタイタン
この予想印の理由は、過去データと、以下に挙げる前走の映像からです。
2018年宝塚記念の有力馬前走のレース動画分析
宝塚記念の有力馬の前走の動画からの分析と、1週前の追切りの情報をまとめてみます。
サトノダイヤモンド
前走、大阪杯7着。
全く良いところが出せていない。
陣営も、「脚を使う間もなく終わってしまった」というコメントを残しているので、このレースだけで判断するのは危険かと。
前々走、金鯱賞3着
動画は4コーナーから。
結果は3着だけど、非常に良い走りをしました。
上がり3ハロンは33.7秒。本来ならば、このような感じで切れ味鋭い末脚を使います。
ヴィブロス
頭を悩ます1頭。
前走、2018/3/31のドバイG1、UAEターフ2着。
動画は海外のもの。
分かりづらいのですが7番、水色の勝負服です。
勝った馬が強すぎましたが、ヴィブロスは勝ち馬と0.5秒差。好走です。
レースそのものは凄く良いです。
問題はレース間隔。
前走から、3ヶ月近く空いてる計算になります。
パフォーマプロミス
前走、目黒記念3着。
結果は3着ですが、ゴール前は大混戦。休み明けを考慮すると動いていたと思います。
今回の宝塚記念のマイナス点は、ミルコ・デムーロではないこと。乗り替わりは、以前乗ったことがある戸崎圭太なので、問題はないとは思いますが、上手さではミルコの方が上です。
また、人気になりすぎるのも要注意。
重賞は勝ったことがあるけど、G1はまだなので。
サトノクラウン
難しい・・1頭。
前走、ドバイシーマクラシック7着。
動画は海外。分かりづらいのですが、8枠。
全く良いところがない。
個人的には、正直、力が落ちてるのではと思ってます。
この馬を挙げたのは、コースの相性のみ。
3/0/0/1でダントツの相性の良さ。
ストロングタイタン
前走、鳴尾記念1着。
映像見る限り、ズバッと切れる脚ではなく、しぶとい脚を使います。
データから言うと除外なのですが、最近のシルクホースクラブの大躍進をみていると、この馬も来ちゃうんじゃないかと思って。
2018年宝塚記念有力馬の水曜日、木曜日追切情報
情報が挙がったら、追記します。