アメリカジョッキークラブ(AJCC)は菊花賞馬のフィエールマンが始動。同じ4歳世代で、ジェネラーレウーノも登場。
こちらは中山での勝ちが非常に多い。しかも、斤量も軽い。
すんなり、フィエールマンを頭にするのは、ちょっと考えた方がいいと思う。
2018年のAJCC予想を前走の映像と、過去データから分析してみます。
この記事の目次
AJCCの過去10年のデータから分析
過去10年のデータをまとめると以下のとおり。
前での競馬が圧倒的な結果を残してます。
- 1番人気の連対率40%
- 2番人気の連対率50%
- 4歳馬の連対率22%
- 差し、追い込みの連対率:8%
矢野テックの2018年AJCCの予想印
僕の予想は以下のとおり。
〇フィエールマン
▲ダンビュライト
△サクラアンプルール
×ステイインシアトル
この予想印の理由は、過去データと、以下に挙げる前走の映像からです。
2018年アメリカジョッキークラブ有力馬前走のレース動画分析
フィエールマン
前走、菊花賞1着。
最後の直線でエタリオウを差すシーンは圧巻のひとこと。上り33.9秒の脚を使っただけあります。
今回のメンバーでは明らかに格上。
データでは後ろからの競馬の勝率が著しく低い。そして、今年度に入ってあまり勝っていないルメール騎手。
懸念はそれくらい。
ジェネラーレウーノ
前走、菊花賞9着。
距離が長すぎましたね。データにならないです。
前々走、セントライト記念1着。
今回と同じ中山競馬場2200mでの勝利は大きいです。
タニノフランケルが大逃げしたもので、各馬ペースが乱れまくりでしたが
田辺ジョッキーは冷静に早めに抜け出しての勝利は見事でした。
今回も前での競馬だろうし、別定なので56kg。他のライバルに比べて-1kgのメリットもあるので期待度大。
ダンビュライト
前走、チャレンジカップ3着。
前走の着順だけで判断するのが難しい馬。
データをみると、この馬は中山競馬場が得意。
中山では、[1.0.3.0]。馬券を外していない。
サクラアンプルール
前走、有馬記念7着。
勝ち馬のブラストワンピースとは4馬身差。
この馬も、着順だけみると、最近は平凡。しかし、中山でのデータをみると、[3.1.2.3]
3着以内の確率は66%
2018年AJCCの馬券買い目
実力と実績でいえば、フィエールマン。
そして、前残りが多いので、必然的に前での競馬の馬が中心か。
2200mだと、ジェネラーレウーノにも勝機はあると思う。なにより、同じ世代なのに1キロ差のメリットはかなり大きい。