有馬記念が終わって、もう今年のG1も終わったーと思いきや、昨年度からG1に格上げしたホープフルステークスが年末に待ってます。2歳の2000mなので、結構難しい。2000mが始めての馬も結構多いからです。今年は、牝系がニシノフラワーのニシノデイジーと、母がシーザリオのサートゥルナーリアが中心になりそうです。
2018年のホープフルステークス予想を前走の映像と、過去データから分析してみます。
この記事の目次
ホープフルステークスの過去10年のデータから分析
過去10年のデータをまとめると以下のとおり。
G1に昇格したのは去年から。2013年まではオープン。2014年~2016年まではG2。
- 1番人気の連対率60%
- 重賞格上げ以降1番人気の連対率75%
- 2番人気の連対率20%
- 前走、新馬勝ちが3着以内に入った確率80%
- 前走、未勝利勝ちで3着以内に入った確率40%
1番人気の信頼度は高いです。重賞に格上げされて以降は、顕著になってます。
ただし、人気通りにはいかずに、新馬戦しか走っていない馬でも、馬券に絡む確率が極めて高いです。未勝利の馬も結構高い確率です。
矢野テックの2018年ホープフルステークスの予想印
僕の予想は以下のとおり。
〇ニシノデイジー
▲ヴァンドギャルド
△アドマイヤジャスタ
×コスモカレンドゥラ
馬体が良くて迷ってる馬:ヒルノダカール
おそらく1番人気は、サートゥルナーリアか、ニシノデイジーかな。あとは同レースでニシノデイジーに肉薄したヴァンドギャルドってとこでしょうか。
あとは、2,000mを走った経験のあるアドマイヤジャスタ。時点で、ブレイキングドーンってとこでしょうか。
前走、新馬勝ちや、未勝利勝ちの馬が毎年3着以内に入っている事を考えると、前走だけで軽視できない。なかでも、僕が気になったのは、ヒルノダカール。結構良い馬体。抽選になるだろうけど、入ってきたら面白い。
そして、2歳時に徹底的に調教されるラフィアン軍団のコスモカレンドゥラが馬体写真見る限り、現時点の完成度として高い。
2018年ホープフルステークス有力馬前走のレース動画分析
ホープフルステークスの有力馬の前走の動画からの分析と、1週前の追切りの情報をまとめてみます。
サートゥルナーリア
前走、オープン萩ステークス(1800m)1着。
見事でした。最後の直線は1発もムチを使っていません。最後は流して勝ってます。
競馬新聞みると2着馬とは0.3秒ですが、映像見る限りは、それ以上の力の差を感じます。
ニシノデイジー
前走、G3東京スポーツ杯2歳ステークスで1着
上位4頭は、ほぼタイム差ありません。この混戦を抜け出してハナ差で勝ったニシノデイジーはとても勝負根性があります。
上がりも33.9秒とかなり早い。
ヴァンドギャルド
前走、東京スポーツ杯2歳ステークス3着。
さきほどの映像みてわかるように、東京スポーツ杯2歳ステークス組(新聞では東ス2S)は、4着まではタイム差0秒。ほぼ同じくらいの実力です。
上がりは33.9秒
2戦して同じ脚を使えているので、切れ味ある脚が毎回使えれている。
アドマイヤジャスタ
前走、紫菊賞1着。
ルメール騎手が上手い。余力十分で、最後の直線で外に出して勝っている。
上がりは35.6秒。この数字の影響で、おそらく、そこまで人気にならないでしょう。
しかし、レースさばきなどを見る限りは、センスも十分で軽視は禁物。
鞍上がルメール騎手なのも◎
コスモカレンドゥラ
前走、黄菊賞1着。
後続に0.2秒、一馬身と1/4差はなして勝ちました。
かなり強い勝ち方だったと思います。
マイネル軍団と同じで、ビッグレッドファーム所有馬も、2歳の頃からガンガン調教されているので、今の時点での完成度も高いです。
父ノヴェリストというのが難点。重賞勝ちはいないからです。
まだ、2017年からの新しい種馬なので、難しい判断ですが、穴馬候補かな。
2018年ホープフルステークスの馬券
買い目については、前走の映像などを見る限りは、サートゥルナーリアが軸かなあ。
そして、まずは、ニシノデイジーと、ヴァンドギャルドあたりに流すのがよいかな。
穴は、まだ迷い中。毎年、未勝利勝ちや新馬勝ちが来ているので、必ずチョイスしたいところ。