2018年の神戸新聞杯はダービー馬、皐月賞馬が揃いハイレベルなレースになりそうです。
神戸新聞杯の予想を前走の映像と、過去データから分析してみます。
この記事の目次
神戸新聞杯の過去10年のデータから分析
過去10年のデータをまとめると以下のとおり。
- 1番人気の連対率90%
- 2番人気の連対率30%
- 3番人気の連対率30%
- 前走、G1出走の連対率:28%
- 前走、日本ダービーを走り5着以内の馬の連対率:70%
- 前走、G2出走の連対率:0%
- 前走、1600万以下出走の連対率:20%
データをみると分かりやすい。1番人気は圧倒的な連対率。
そして、ダービー出走組が圧倒的に有利。
G1にも出れていない重賞レベルの馬は全く好走していない。ただし、デビューが遅れて春の重賞は出ていない夏のあがり馬は例外。
この辺の見極めも必要になりそう。
神戸新聞杯2018年度の枠順
枠順は以下のとおり。ワグネリアンは3番、エポカドーロは8番。10頭と少ないため、外枠の不利は少ないと思います。
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 |
1 | ゴーフォザサミット | 牡3 | 56.0 | 蛯名 | 美・藤沢和 |
2 | エタリオウ | 牡3 | 56.0 | M.デムーロ | 栗・友道 |
3 | ワグネリアン | 牡3 | 56.0 | 藤岡康 | 栗・友道 |
4 | ステイフーリッシュ | 牡3 | 56.0 | 川田 | 栗・矢作 |
5 | タイムフライヤー | 牡3 | 56.0 | 和田 | 栗・松田 |
6 | メイショウテッコン | 牡3 | 56.0 | 松山 | 栗・高橋忠 |
7 | ビッグスモーキー | 牡3 | 56.0 | 浜中 | 栗・清水久 |
8 | エポカドーロ | 牡3 | 56.0 | 戸崎 | 栗・藤原英 |
9 | アドマイヤアルバ | 牡3 | 56.0 | 岩田 | 栗・須貝 |
10 | ハーベストムーン | 牡3 | 56.0 | 幸 | 栗・浅見 |
矢野テックの2018年神戸新聞杯の予想印
僕の予想は以下のとおり。
〇ワグネリアン
▲エタリオウ
△ゴーフォザサミット
×メイショウテッコン
確実な切り捨て=ハーベストムーン、ビッグスモーキー。これら2頭はダートで使われてきた。いきなり芝の重賞は厳しいかと。
2018年神戸新聞杯有力馬前走のレース動画分析
ダービーの有力馬の前走の動画からの分析と、1週前の追切りの情報をまとめてみます。
エポカドーロ
前々走、皐月賞1着。前走、ダービー2着。
ワグネリアンを軸にするか悩むところですが、成績の安定度からいえば、こちらが上。6戦して5連対は、ズバ抜けています。
ワグネリアン
主戦の福永祐一騎手が落馬し、頭蓋骨骨折と、それに伴い脳内に空気が入る気脳症になりました。
ドクターストップかかるものの強行で騎乗しようとしていたようですが、乗り替わりになってよかったです。お父様の件もありますから、ファンはみんな心配しました。
乗り替わり騎手は藤岡騎手。
ダービー馬ではありますが、皐月賞7着だったということも、少しマイナスになっていますね。
フロック(まぐれ)ではないかという疑念が残ってるというわけです。
エタリオウ
前々走、青葉賞2着。前走、ダービー4着。
7戦して5連対。ぱっとしない馬ですが、実は安定した成績を出しています。
しかも鞍上はミルコ・デムーロ。勝ち負けはイケそうかもと期待させてくれます。
ゴーフォザサミット
ダービー7着。そして、前走、札幌記念7着。
あんまり良いレースではありませんでしたね。
ただし、札幌は洋芝なので、ふつうの芝ではないです。適正も必要なので、前走の成績で切るのは危険かと思います。
青葉賞で勝っているので、そこはプラスかと思います(エタリオウをそこで負かしている)。
メイショウテッコン
前走、ラジオNIKKEI賞1着。
脚はそこまで切れる感じではないです。このレースでも2着のフィエールマンの方が目立ってます。
データからみると、前走G3出走馬の連対率は17%。低いのですが、こういう馬こそ連対する可能性もあるかと思ってチョイス。
2018年神戸新聞杯の馬券
買い目は、エポカドーロ、ワグネリアンどちらを軸にするか悩むとこです。
同じメンバーでも菊花賞だとまた話がかわってきますが、2400mなので予想しやすいかと思います。
自分は挙げた5頭の3連単で行こうと思ってます。
たぶん馬連だと3-8が極めてオッズが低いと思うので、元返しにすら厳しい可能性がありますからね。